ネルマットレスのカビが発生する原因は?直置きは注意!予防法や対策

ネルマットレスのカビが発生する?カビが発生する原因について

ネルマットレスは通気性に優れた構造で作られているため、カビが発生しにくい工夫がされていますが、使い方によってはカビが発生してしまうこともあります。特に湿度が高い季節や、日頃のメンテナンスが不十分な場合は、マットレス内部に湿気がたまり、そこからカビが繁殖するリスクがあるんです。大切なのは「なぜカビが発生するのか」を知り、日々の使い方に注意することです。ここでは、ネルマットレスにカビが発生する主な原因を3つに分けて、わかりやすく説明していきます。カビを防ぎながら、長く快適に使っていくためのヒントとしてぜひ参考にしてくださいね。

カビが発生する原因1・マットレス内部の湿気

マットレスの内部に湿気がこもると、カビの温床になってしまいます。とくに暑い時期は寝ている間にたくさんの汗をかくため、マットレスが湿気を含みやすくなります。ネルマットレスは通気性の高い素材を使っているものの、汗や湿気が継続的にたまると、素材の奥まで湿気が入り込んでしまうことがあります。また、室温が20~30℃の範囲にあると、カビの繁殖にとって最適な環境になりがちです。エアコンの使用や部屋の換気をこまめに行うことで、湿気のこもりを防ぎやすくなります。マットレスにカビを生やさないためにも、季節や使用環境に応じた対策がとても大切です。

暑い時期は特に寝汗でマットレス内部に湿気がこもる

夏場は寝汗の量が多くなりやすく、マットレスの内部に湿気が蓄積されやすいです。こまめに陰干しをしたり、通気性の良いカバーを使うことで湿気対策をしましょう。

室温が20~30℃と高いときは湿気がこもる

カビは20~30℃の温度帯で活発に繁殖します。このため、エアコンや除湿機をうまく活用し、室温・湿度管理を行うことが大切です。

カビが発生する原因2・マットレスの汚れ

マットレスの表面に皮脂や汗が蓄積すると、それが雑菌やカビの栄養源になってしまいます。私たちが寝ている間には、知らず知らずのうちに皮膚の汚れや汗がマットレスに移っていて、これが長時間放置されると、見えないところで菌が繁殖してしまうんです。特に湿度の高い季節や、洗濯をせずにずっと同じシーツを使い続けていると、マットレスにも汚れがしみ込んでいきます。これらの汚れはカビの養分となり、表面だけでなく内部までカビが広がってしまう可能性があります。マットレスの清潔さを保つには、定期的なシーツの洗濯と、中性洗剤を使った表面の拭き取りなどが効果的です。

皮脂や汚れなどがたまり雑菌が繁殖する

日常的に使っていると、目には見えなくても皮脂や汗がマットレスに付着しています。これが溜まっていくと雑菌が繁殖しやすくなるため、定期的なお手入れが必要です。

汚れはカビの養分となる

カビは湿気だけでなく汚れからも栄養を吸収して成長します。だからこそ、マットレスの表面はいつも清潔に保つよう心がけることがカビ対策には欠かせません。

カビが発生する原因3・マットレスの直置き

マットレスを床に直接置いて使っていると、通気性が悪くなり、下側に湿気がたまりやすくなってしまいます。とくにフローリングや畳の上にマットレスを直置きすると、空気の流れがほとんどないため、マットレスの裏面が常に湿った状態になり、カビの発生リスクが高まります。さらに、湿度が60%を超えるような環境では、たった数日でカビが発生することもあるため注意が必要です。これを防ぐためには、すのこベッドや通気性の良いベッドフレームを使うのがおすすめです。どうしても床に置きたい場合は、除湿シートを併用したり、定期的にマットレスを立てかけて乾燥させるようにしましょう。

マットレスの下部に湿気がこもる

床に直置きしていると、空気の流れが遮断されてしまい、マットレスの底面に湿気がたまりやすくなります。長時間放置するとカビが発生しやすくなります。

湿度60%以上と高いときは湿気がこもる

室内の湿度が60%を超えると、空気中の水分がマットレスに吸収されやすくなり、カビが発生しやすくなります。湿度計を活用して、快適な湿度を保つようにしましょう。

ネルマットレスの直置きは注意!カビの発生を予防する方法について

ネルマットレスは通気性の良さが特徴ですが、それでも使用環境やメンテナンスによってはカビが発生するリスクがあります。特に注意が必要なのが、マットレスを床に直接置いて使っている場合です。直置きすると、マットレスの下に湿気がこもりやすくなり、空気が流れにくいため、湿度が高い季節などにはあっという間にカビが発生してしまうこともあるんです。せっかくの高品質なマットレスも、使い方次第では清潔に保てなくなってしまいます。そこで今回は、ネルマットレスを長く快適に使うために、直置きを避ける理由とカビ予防の具体的な方法についてご紹介していきます。毎日のちょっとした工夫で、カビの心配をぐんと減らすことができますよ。

カビの予防法1・直置きせずにすのこベッドを使用する

カビの予防としてまず最初におすすめしたいのが、「マットレスの直置きをやめること」です。フローリングや畳の上に直接マットレスを敷いてしまうと、寝ている間にかいた汗や湿気が逃げ場を失い、マットレスの底にこもってしまいます。こうした湿気は、時間が経つとカビの原因になりやすく、マットレスだけでなく床自体にもカビが広がってしまうことがあるんです。そこで効果的なのが「すのこベッド」の使用です。すのこベッドは床とマットレスの間に隙間ができるため、空気が循環しやすくなり、湿気がこもりにくくなります。とくに梅雨や夏場の時期には、すのこベッドを使うだけでマットレスのカビリスクを大きく減らすことができます。

すのこベッドを使うことでマットレス下部の湿気を予防する

すのこ構造は空気の通り道を作ってくれるので、マットレスの下部に湿気がこもるのを防いでくれます。これだけでカビの予防効果はぐっと高まります。

直置きはマットレスだけではなく床にもカビが発生しやすい

床に直に敷いていると、湿気が床側にまで移り、フローリングや畳にもカビが生えてしまうことがあります。床材の劣化にもつながるので注意が必要です。

カビの予防法2・1ヵ月に1回ほどマットレスを陰干しする

すのこベッドを使っていても、マットレス本体に湿気がたまることはあるため、定期的な陰干しがとても大切です。目安としては、1ヵ月に1回ほど、風通しの良い場所で陰干しをすることをおすすめします。陰干しの際は、マットレスを壁に立てかけるようにすると、空気が全体にしっかりと行き渡り、内部の湿気を効率よく放出することができます。特に湿度が高まる梅雨の時期には、2〜3週間に1回ほどのペースで行うと、カビの予防効果がより高まります。また、直射日光に長時間さらす天日干しは、素材の劣化につながる可能性があるため避けた方が安心です。陰干しは時間も手間もそこまでかからないので、習慣にしておくと安心です。

陰干しするときは壁に立てかける

マットレスをそのまま寝かせた状態で干しても湿気が抜けにくいので、壁に立てかけて全面に風を当てるようにしましょう。効率よく乾かすことができます。

陰干しするときは窓を開けて風を通す

陰干しをするときは部屋の窓を開けて空気をしっかり循環させるのがポイントです。扇風機などを使って風を当てるのも効果的です。

梅雨の時期は2~3週間に1回は陰干しをする

梅雨のように湿度が高い時期は、1ヵ月に1回では足りないことがあります。2〜3週間に1度を目安にこまめに陰干しをして、湿気がこもらないように心がけましょう。

天日干しはマットレスの劣化につながるのでNG

ネルマットレスは高品質な素材を使用していますが、直射日光に長時間さらすと生地や内部の素材が傷んでしまうことがあります。干すときは必ず日陰で風通しの良い場所を選びましょう。

カビの予防法3・3ヵ月に1回ほどマットレスの上下をローテーションする

マットレスは毎日同じ場所に体重がかかるため、使用しているうちに湿気や体圧が一部に集中してしまいます。特に湿気がこもりやすいのは、腰回りや背中のあたりで、ここが蒸れやすくなるとカビが発生しやすくなるんです。そこで効果的なのが、3ヵ月に1回ほどの頻度でマットレスの上下をローテーションさせることです。ネルマットレスは表裏をひっくり返す必要はありませんが、上下を入れ替えるだけでも湿気の偏りを防ぐことができます。同じ方向で使い続けるよりも、全体を均等に使うことで通気性を保ちやすく、長持ちにもつながります。少しの手間でカビ予防になるなら、習慣にしておきたいポイントですね。

マットレスの特定の場所に湿気がたまるのを防ぐ

上下を定期的に入れ替えることで、毎晩湿気がたまる箇所が偏らず、マットレス内部の通気が促進されます。湿気がこもりにくくなり、カビの発生を防ぐことができます。

カビの予防法4・ベッドカバーやボックスシーツを使用する

マットレスを清潔に保つうえで欠かせないのが、ベッドカバーやボックスシーツの使用です。これらはマットレスの表面に直接皮脂や汗が染み込むのを防いでくれる役割があります。さらに、シーツやカバーは定期的に洗濯できるので、菌の繁殖を抑えるのにも効果的です。とくに夏場や湿度の高い季節は、寝ている間の汗の量が多くなりやすいため、週に1回程度のペースで洗濯をするのがおすすめです。通気性や吸湿性に優れた素材を選ぶことで、より快適に眠れる環境が整います。シンプルなことですが、カビ予防の第一歩としてとても大切な習慣になりますよ。

ベッドカバーやボックスシーツは頻繁に洗濯する

肌に直接触れる部分は、汗や皮脂が付きやすいため、清潔を保つには週1回を目安に洗濯するのが理想的です。これだけでもマットレス本体への汚れの付着をかなり防げます。

カビの予防法5・壁とベッドの間に隙間をつくる

ベッドを壁にぴったりつけてしまうと、空気の流れが遮られて湿気がこもりやすくなります。特に外壁に接している場合、結露などによって壁自体も湿りやすくなっているため、その湿気がマットレスに移り、カビの原因になることがあります。これを防ぐには、ベッドと壁の間に5cmほどの隙間をあけて設置するのが効果的です。それだけで空気が通り、湿気がこもらなくなります。また、カビは壁側にも発生しやすいので、壁とマットレスの両方を守るためにもこの小さな工夫がとても役立ちます。狭いスペースでも少しだけ調整するだけで効果があるので、ぜひ試してみてくださいね。

壁とベッドの間の隙間は5㎝ほど空ける

壁との接触面を避けることで、結露や湿気の影響を減らすことができます。ベッドの位置を少し動かすだけで、空気の通り道ができてカビの予防につながります。

マットレスだけではなく壁にもカビが発生するのを防ぐ

湿気はマットレスだけでなく壁にも移るため、長期間放置すると壁紙が黒ずんだり、悪臭の原因になることもあります。隙間を空けることで、ダブルで予防ができるんです。

カビの予防法6・毎日窓を開けて換気する

どんなにマットレスの構造が優れていても、部屋の中の空気がこもっていると湿気は逃げません。カビ予防のためには、毎日の換気が何よりも大切です。とくに寝室は一晩中閉めきっていることが多く、朝には湿気がこもりがちになります。朝起きたらまずカーテンを開け、窓を数分間開けるだけでも空気が入れ替わり、マットレスの周辺の湿度を下げることができます。また、天気が悪い日でも、換気扇を回したり、扇風機で空気を動かすなどの工夫をすることで、湿気が溜まりにくい環境を作ることができます。毎日のちょっとした習慣が、清潔で快適な寝室づくりにつながりますよ。

窓を空けてマットレスの風通しをよくする

朝の時間帯に窓を開けることで、寝ている間にこもった湿気を逃がすことができます。特に晴れた日は、5〜10分だけでも十分に効果があります。

ネルマットレスにカビが発生したときの対処法について

どれだけ気をつけていても、湿度の高い季節や換気不足など、ちょっとした油断でマットレスにカビが生えてしまうことがありますよね。ネルマットレスは通気性が高い設計ですが、それでも100%カビを防げるわけではありません。カビを見つけたときは「もう使えないのでは…?」と不安になるかもしれませんが、早めに適切な対処をすれば、マットレスを清潔な状態に戻すことは十分可能です。ここでは、自宅にあるものでできる「消毒用エタノール」を使ったカビの除去方法について、手順ごとにご紹介します。やり方を間違えると素材を傷める可能性もあるので、焦らずひとつずつ丁寧に進めていくことが大切です。

カビの対処法1・消毒用エタノールで除菌する

カビを取り除く方法としてもっともおすすめなのが、消毒用エタノールを使った除菌処理です。消毒用エタノールはドラッグストアなどで簡単に手に入りますし、手軽に使えて除菌効果も高いので、家庭での対処にぴったりです。ただし、ネルマットレスは中材がポケットコイル構造のため、内部に水分が残るとカビの再発につながる可能性もあるため、しっかりと乾燥させることが重要です。以下に紹介する4つの手順にそって処理をすれば、カビの再発も防ぎやすくなります。素材を傷めないよう優しく行うことを意識してくださいね。

【準備するもの】

・濃度70~80%の消毒用エタノール

・スプレーボトル

・不要なタオル(厚手のキッチンペーパーでも可)

・ゴム手袋

・マスク

・ゴーグル

・ドライヤー

【注意点】

・部屋の換気をしながら行う

・黒カビには効果はない

・天気が良い日に行う

・終了後に陰干しをする

・目を保護するゴーグルがあると安心

・エタノールには殺菌力はあるが防臭力はない

除菌の手順1・消毒用エタノールをカビが生えている場所が湿るくらい噴射する

まずは、カビの生えている箇所に消毒用エタノールをスプレーします。しっかりと除菌するためには、表面が軽く湿る程度に噴射するのがポイントです。吹きかけるときは窓を開けて換気をしながら行いましょう。

除菌の手順2・エタノールを浸透させるため1時間ほど放置する

スプレーしたあとは、すぐに拭き取らずに1時間ほどそのまま置いておきます。この時間でエタノールが内部に浸透し、カビ菌をしっかりと殺菌してくれます。急いで作業を進めたくなりますが、ここはじっくり待つことが大切です。

除菌の手順3・ぬるま湯で濡らしたタオルで叩きながら拭き取る

時間を置いたら、ぬるま湯に浸して固く絞ったタオルを使い、トントンと優しく叩きながら汚れを拭き取っていきます。こすってしまうとマットレスの生地を傷めたり、カビの胞子が広がったりする可能性があるため、叩くように優しく処理するのがコツです。

除菌の手順4・ドライヤーを使い完全に乾燥させる

最後はしっかりと乾燥させる工程です。濡れたままの状態ではまたカビが再発してしまうため、ドライヤーを使って風を当てながら完全に乾かしましょう。特にカビが生えていた部分は念入りに。風通しの良い部屋で換気をしながら行うと、より効率よく乾かすことができます。

カビの対処法2・クリーニング業者に依頼する

自分で除菌しても落ちきらないカビが広がってしまったときや、黒カビや匂いが残って気になる場合は、無理に自力で対応しようとせず、クリーニング業者に依頼するのが安心です。特にマットレス全体に広範囲でカビが発生していたり、表面にカビが見えるだけでなく中まで浸透している可能性がある場合、自宅での対処では限界があります。専門のクリーニング業者であれば、カビの除去だけでなく、シミやダニ、臭いなども一緒に処理してくれるので、マットレスをしっかりと清潔に戻すことができます。買い替えるよりも費用を抑えられるケースも多く、まだ使用年数が浅い場合や、高価なマットレスである場合は特に検討する価値があります。依頼前には、マットレスの素材や構造によってクリーニングが可能かどうか、事前に確認するようにしましょう。

マットレスサイズ クリーニング費用の目安
シングル 9,000~12,000円
セミダブル・ダブル 11,000~14,000円
クイーン・キング 14,000~19,000円

ネルマットレスの買い替えよりもクリーニングのほうが費用を抑えられる

マットレスの買い替えは高額になりがちですが、クリーニングで済む状態であれば費用を大きく抑えることができます。数千円〜1万円前後で済む場合もあります。

ネルマットレスはクリーニング可能/マットレスの種類によってはクリーニング不可なので注意する

ネルマットレスは基本的にクリーニング可能ですが、他社の製品では防水素材や密閉構造などで洗浄不可のものもあるため、事前確認が必要です。

広範囲のカビはクリーニング業者に依頼する

マットレス全体にわたってカビが広がっている場合、表面だけ除菌しても内部に菌が残る可能性があるため、専門業者の処理が安心です。

匂いや黒カビが気になるときはクリーニング業者に依頼する

エタノール処理では落としきれない頑固な黒カビや、残ってしまったカビ臭が気になる場合は、自宅での対処は難しいので業者に依頼しましょう。

クリーニング業者ならシミ汚れやダニの除去も可能

クリーニング業者は高温スチームや専用機器を使って洗浄するため、カビ以外にも汗ジミやダニアレルゲンの除去まで対応してくれます。

カビの対処法3・対処法をしても改善しない場合は買い替えを検討する

カビの処理をしても再発を繰り返したり、見た目や匂いがどうしても気になる場合は、思い切って買い替えを検討するのも選択肢のひとつです。特に、使用年数が長くなっている場合や、内部の劣化が進んでいるマットレスは、衛生面や体への影響も気になるところです。ネルマットレスの10年保証は品質上の不具合には対応していますが、カビの発生は使用環境が原因になるため保証の対象外となります。カビを放置すると、アレルギーや気管支炎など体調への悪影響も心配になりますし、何より清潔で快適な睡眠環境を保つためにも、買い替えは前向きな判断です。新しいマットレスにすることで、気分もリセットできて、より良い眠りにつながるはずです。

ネルマットレスの10年保証にはカビは含まれない

ネルマットレスの保証は製品の不具合に対して適用されますが、カビや汚れなど使用者の環境によるトラブルは対象外です。そのため、使用時のケアが重要になります。

マットレスは清潔に快適に保つのが理想/カビが原因の病気にも注意

カビを吸い込むとアレルギー反応や肌荒れ、ぜんそくなど健康に影響が出ることもあります。安心して眠れる環境を守るためには、早めの判断が大切です。

【カビが原因で発症する病気】

・アレルギー性鼻炎

・喘息

・アスペルギス症

・水虫

・黒カビ症

など

ネルマットレスは抗菌効果の高い素材を使用/長期間、清潔で快適に使うことができる

ネルマットレスは抗菌・防臭効果に優れた素材で作られており、日々のケアをしっかり行えば長期間でも清潔さを保ちやすい構造になっています。

ネルマットレスのカビに関するよくある質問

ネルマットレスは快適な寝心地と通気性の良さで評判のマットレスですが、「カビが生えたらどうしよう…」という不安を感じる方も多いかと思います。湿気の多い日本の気候では、どんなマットレスでもカビのリスクはゼロではありません。でも大丈夫。正しい使い方とちょっとしたお手入れを心がければ、カビの発生は十分に防げますし、万が一生えてしまっても適切な対処をすればリカバリーできます。ここでは、ネルマットレスのカビや通気性、予防法、保証などについて、よくある質問を一問一答形式でまとめています。購入前の確認や、使用中の疑問の解消にお役立てくださいね。

ネルマットレスにカビが発生した場合の対処法を教えてください

カビが発生した場合、まずは消毒用エタノールを使用して除菌する方法があります。表面にスプレーした後に1時間ほど置き、ぬるま湯で絞ったタオルで叩きながら拭き取り、最後にドライヤーでしっかり乾燥させるのが基本です。広範囲にわたるカビや黒カビ、匂いが残る場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。自力で対処しても改善しないときは、買い替えも視野に入れて判断することが大切です。

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ネルマットレスの通気性はどうですか?カビ予防ができる構造ですか?

ネルマットレスは高密度ポケットコイル構造と、通気性に優れたウレタンフォームを組み合わせて作られており、空気の流れを確保しやすい設計になっています。そのため、湿気がこもりにくく、カビの発生リスクを抑えることができます。ただし、直置きや換気不足などの環境によっては湿気がたまりやすくなるため、すのこベッドを使ったり定期的な陰干しを行うことで、より効果的にカビを予防することができます。構造的には予防効果の高い作りになっているので、基本的なケアをしていれば安心して使えるマットレスです。

ネルマットレスの匂い対策はどうしたら良いですか?防臭効果がある構造ですか?

新品のマットレスは、開封後にウレタンなどの素材特有の匂いを感じることがありますが、これは風通しの良い場所で数日間置いておくことで自然と軽減されます。ネルマットレス自体には抗菌・防臭性のある素材が使われており、使用中の嫌な匂いが発生しにくい構造になっています。汗や皮脂などの汚れが匂いの原因になることもあるので、ボックスシーツや敷きパッドをこまめに洗濯して清潔に保つことも大切です。使用開始直後の匂いが気になる場合は、窓を開けて数時間換気しながら使うと快適になります。

ネルマットレスは偽物がありますか?フリマサイトやオークションサイトは危険ですか?

ネルマットレスは公式サイトまたはAmazonのみで販売されており、それ以外の販売チャネルから購入した商品については、保証や返品制度の対象外になることがあります。フリマアプリやオークションサイトで出品されているものは、品質の保証がされていないだけでなく、カビや汚れなどの衛生面でのリスクもあるためおすすめできません。また、偽造品が混じる可能性もゼロではないため、確実に正規品を手に入れたい場合は、公式サイトまたはAmazonからの購入が安心です。

ネルマットレスのカビを防ぐ方法について教えてください

カビの予防には、すのこベッドの使用、定期的な陰干し、寝室の換気、そしてボックスシーツやカバーの洗濯が効果的です。また、壁との間に5cmほどの隙間を空けてベッドを配置することで、湿気がこもりにくくなり、カビの発生リスクをさらに減らすことができます。マットレスの上下ローテーションも、湿気の偏りを防ぐうえで役立ちます。ちょっとした習慣でカビをしっかり防げるので、意識して取り入れてみてくださいね。

ネルマットレスはシーツや敷きパッドは使用したほうがいいですか?

はい、必ず使用することをおすすめします。シーツや敷きパッドを使うことで、汗や皮脂がマットレスに直接触れるのを防ぎ、カビや汚れ、ダニの発生を抑える効果があります。また、シーツは洗濯が可能なので、マットレスを清潔に保つうえでも重要な役割を果たします。吸湿性と通気性に優れた素材のカバーを選ぶことで、さらに快適に使用できます。

ネルマットレスはどの面を使用したらいいですか?表裏はありますか?

ネルマットレスは片面仕様のため、裏返して使うことはできません。使用するのは表面のみですが、上下(頭側と足側)を入れ替えてローテーションすることで、寝具の一部に負担が集中するのを防ぎ、より長持ちさせることができます。定期的にローテーションすることで、湿気の偏りも予防できるので、3ヵ月に1回ほどを目安に入れ替えてみてください。

ネルマットレスは直置きできますか?どのようなベッドフレームを使用すればいいですか?

ネルマットレスを床に直接置いて使用することはできますが、通気性の観点からはおすすめできません。直置きすると湿気がたまりやすくなり、カビやカビ臭の原因になることがあります。そのため、すのこベッドや通気性の良いフレームを使用するのが理想的です。床にどうしても置きたい場合は、除湿シートを併用し、定期的に立てかけて風を通すなどの対策が必要です。

ネルマットレスの保証対象にカビは含まれますか?

ネルマットレスの10年保証は、製品の構造的な不具合に対して適用されます。たとえば、コイルの変形や内部構造の異常などが該当します。一方で、カビの発生や汚れ、匂いなどは使用環境に起因するものであるため、保証の対象には含まれていません。カビを防ぐためには、購入後の日常的なお手入れと、湿度・通気性の管理が大切です。

ネルマットレスの返品・交換の対象にカビは含まれますか?

ネルマットレスは120日間のトライアル期間が設けられており、寝心地が合わなかった場合に限って返品・返金対応を受けられます。ただし、マットレスに汚れやカビがある場合は返品対象外になるため、返品を希望する場合でも、マットレスは清潔な状態であることが求められます。返品を検討している方は、汚れやシミがつかないよう丁寧に取り扱うことが大切です。
参考:よくある質問(NELL公式サイト)

返品保証付きのマットレスを比較/ネルマットレスはカビが発生しにくい

商品名 保証期間 全額返金
ネルマットレス(NELL) 120日間
エマスリーブ 100日間
コアラマットレス 100日間
雲のやすらぎプレミアム 100日間
モットン 90日間
エアウィーヴ 30日間

ネルマットレスのカビが発生する原因は?直置きは注意!予防法や対策まとめ

ネルマットレスは通気性の高い構造と抗菌性のある素材を使用しており、カビが発生しにくいように工夫されていますが、それでも使い方を間違えるとカビが生えてしまうことがあります。特に注意が必要なのが「直置き」です。マットレスを床に直接敷いて使うと、底面に湿気がこもって空気の流れが遮られ、数日でカビが発生することもあります。また、寝汗や皮脂などの汚れもカビの栄養源になるため、シーツを使わずにそのまま寝てしまうのも要注意です。カビを防ぐには、すのこベッドの使用、1〜2ヵ月ごとの陰干し、マットレスの上下ローテーション、そしてこまめな換気がポイントです。万が一カビが生えてしまっても、消毒用エタノールで対処できますし、広範囲の場合はクリーニング業者への依頼も可能です。快適で衛生的な睡眠環境を保つためには、日頃のちょっとした工夫がとても大切です。
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